小説

村上春樹の新作「東京奇譚集」購入。

日常の何でも無い、偶然性な出来事を書いたと冒頭で述べているが、日常性の中に隠れている蓋然性に焦点を 当てる事で、なんだかSF小説を読んでいるような感じを受けるのは私だけ? 前作から実験色が強いなぁ。 次回作が楽しみである。

村上龍の「5分後の世界」読んだ。

民族としての危機を経験していないとその民族は 何か重大な物を損なわれて、蹂躙されていることに気がつかない。 良い意味でのナショナリズムは自信と誇りを 人間にもたらす。生死を真剣に考えたら、生きる事は大変な事である。東京漂流・メメントモリ